【食費、旅行、住宅】制約を楽しむ

制約があるからこそ楽しい」と思った話をします。

1日1000円

先日友人と会ったときに家計の話をしました。

その友人は月3万円で夫婦の食費をまかなっているらしく、私は独身なのに月5万円は食費がかかっているため、自分の甘さを知る良い機会になりました。

その友人は投資に長けていて成果も上げているため、月の食費を大きくすることは簡単だと思われますが、そんな友人(夫婦)が月3万の食費で生活をしているという事が刺激でした。

投資を始めるとお金の使い方にシビアになるといいますが、これは私も実感していて、日常生活においてモノを買う時でも、値段に対する価値や利用頻度、貢献度などを熟考するようになります。

 

この時は友人とカラオケに行っていました。

山手線内の駅から徒歩数分で行ける好立地にも関わらず、週末にドリンク込みフリータイムで1000円に満たないところを見つけたからです。そのうえ接客が丁寧で部屋までキレイ。まさに穴場。

コロナ対策で暫定的に店舗独自で行っている施策のようです。私たちは1000円の価値を感じながら、気持ちよくお金を払って店を後にしました。

 

この食費の話以降、私は月3万円の食費を目指して生活をしていますが、月5万円の食費に慣れ切った人間にとっては、容易ではありません。

これまで当たり前のように行っていたコンビニにも行か(け)なくなりましたし、

スーパーであっても、総菜や、まして弁当などを買ってしまうと、すぐに1000円ラインに到達していまうので頭を使ってスーパーで買い物をするようになりました。

基本的に自炊を前提として、加工前の食材を買うようになりました。

[caption id="attachment_4963" align="alignnone" width="200"] 鶏むね肉[/caption]

 

この食費管理を通じて感じているのは、ゲーム性があっても面白いということです。

振り返ると、今まで行ってきた欲しい物を欲しいだけ買うというやり方は面白みがありません。ゲームの難易度設定が低すぎるのです。

ちなみに本日を私はNMD(ノーマネーデー)として設定し1円もお金を使いませんでした。これも今までにはなかった取り組みです。

5000円旅行

コロナの影響もあって、最近は旅行らしい旅行にも行っていませんが「もし一人旅に行くならどんなコンセプトがいいかな」と妄想します。そして思うのは貧乏旅をしたいという事です。

例えば、宿代込で1日5千円までしか使ってはいけないルールを課した旅なんて、学生みたいで面白いかなと思ったりします。

あとは、500mlのペットボトル1本がようやく入る程度のボディバックだけで旅をするなんていうのも良いかなと思ったりします。

私たちはお金を払って何かを楽しむことに慣れすぎている気がします。

だけど、人工的に作られた楽しみにお金を払って受け身に味わうのではなく、目の前にある景色から0円で楽しみを引き出すほうが創造的で面白みがあると思うのです。

旅行にも制約を設けることで「如何にお金に頼らず旅行を楽しむか」というゲーム性が増します。

 

たたみ一畳

私の好きな言葉にこんなものがあります。

立って半畳 寝て一畳 天下とっても二号半

私たちはたたみ一畳の広さで生きていけるし、どんなに成功した人間でも、それほどたくさんのご飯を食べることはできない

という事です。

私はいま6畳1Kのアパートに住んでいるのですが、次の物件では4畳半に住むことにあこがれています。実際に内見に行っているくらいです。

 

今よりも多くの家賃を払って、今よりも広い物件に引っ越すことは、難しくはありません。だけど、食費と同じくこれではまったくゲーム性がありません。一方で4畳半の部屋に住むとなれば、かなりの所持品を手放す必要が出てきます。

 

私は最近ドラム式洗濯機を購入したのですが、

これを買って感じている一番のメリットは、洗濯の手間がなくなった事ではなく、たくさん物が捨てられたことです。

洗濯&乾燥をいつでも行えるようになったことで、服のローテンションを早められるようになり、最初はバスタオル、下着、靴下の半分を捨てたのですが、

勢いがついて、靴も極限まで減らし、部屋にあった収納ボックスもいくつも捨てました。

 

モノが少ないというのは、それだけでも快適ですし(ホテルの部屋に物が少ないのもコレですね)、ふるいにかけられた選ばれし物たちと過ごすのは、気持ちの良いものです。

おわりに

  • 食費に制約を設ける
  • 旅費に制約を設ける
  • 住む広さに制約を設ける

という話をしてきました。

サッカーでもトランプでも「遊び」はルールという制約があることでその楽しさが成立するのかと思います。

ありふれた日常にあえて制約を課すことで 日常生活すら人生のゲームの一つにできるのではないかと思います。

もしこの記事に共感いただける方がいれば、以下の本はオススメです。

 

玄米とみそ汁と野菜の塩漬けという粗食を好み「4分の1貯金法」で蓄えた資金を投資して、莫大な資産を築きそれを寄付した、日本版バフェットとでもいうべき本田静六氏の著書2選です。

 

 

貯蓄投資に興味のある方は「私の財産告白

 

健康やつつましい暮らしに興味のある方は「私の生活流儀

 

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