【初心者向け】明日から使えるウイスキーボトル(瓶)の見方
あなたが たまたま手に取ったウイスキー。
たとえ 知らないウイスキーであっても ボトル(瓶)から読み取れることがあります。
コンビニ・スーパー・酒屋で明日から使える ウイスキーボトル(瓶)のラベルの見方を紹介します。
原材料をみる
ボトル裏のラベルの「原材料」の項目をみてみます。すると通常、以下のいずれかの表示がされています。
[caption id="attachment_4274" align="alignnone" width="680"] この情報だけで 何のボトルか分かったら すごい(答え)[/caption]
たったこれだけの情報で、そのウイスキーのキャラクターを予想できます。
まずそれぞれの単語の意味です。
これで何がわかるのか?
原材料 | 味・香りの個性 | 価格 | 飲みやすさ | 初心者に |
モルト | 出やすい | 高めになりやすい | モノによる | 向いていない |
モルト・グレーン | 出にくい | 手頃になりやすい | 基本飲みやすい | 向いている |
原材料に「グレーン」という言葉が入っているウイスキーを選べば、飲みやすいウイスキーを引き当てる可能性が高くなります。
ちなみに「価格」も手掛かりになります。700mlボトルで2,000円以下のウイスキーは飲みやすい物であることが多いです。
※モルト(大麦麦芽)だけのウイスキーは手間暇がかかるので、価格が高くなりがちです。
年数表記の有無をみる
ウイスキーのラベルには、年数表記のあるもの と ないものがあります。
年数表記のないものは「ノンエイジ」なんて読んだりします。
一般的には以下の傾向があります。
年数表記 | 価格 | 味・香り | 飲んだ時のピリピリ感 | 一般的な飲み方 |
あり | 高め | 濃い | 少ない | ストレート・ロック |
なし (ノンエイジ) | 手頃 | スッキリ | 多い | ハイボール・水割り |
ちょっと待ったー!
必ずしもそうとは言えないのです。
というのは、年数表記のあるウイスキーの方が、飲んだ時の まろやかさ や 甘さ が強まる傾向があるからです。
むしろ初心者こそ年数モノを飲んでほしいです。
ご安心ください!年数モノでも値段が手頃で飲みやすい物を紹介させていただきます。
それがこちらです!
バランタイン12年
バレンタインじゃなくてバランタインです!
ウイスキー王国「スコットランド」で ナンバー2に君臨する 由緒あるウイスキーです。
このウイスキーの良さを語るなら
- どんな飲み方でも美味しい 守備範囲の広さ
- 口の中を優しく包み込む 刺激の少なさとバランスの良さ
- ハチミツを連想させる 自然な香りと甘さ
「バランタイン12年」より初心者向きのウイスキーがあれば、お問い合わせフォームから私にメッセージをください という勢い。
※あるなら本当に知りたいので是非教えてください
[caption id="" align="aligncenter" width="85"] これが2000円そこそこで買えるなんて スコッチおそるべし…[/caption]
脱線しましたが、
年数表記の有無で、
がある程度予測できます。
産地をみる
さてこれで最後ですが「産地」です。
ただ「産地」はテーマが大きすぎるので、今後他の記事でも補足するつもりです。
ウイスキーの産地には大きく以下の5つがあります(5大ウイスキー)。
地名 | ラベル表記 | 特徴 | 初心者向け? |
スコットランド | SCOTLAND SCOTH | ウイスキー王国 モルト系が多い 幅がとても広い | 物による ”Blended”の表記があるものはオススメ |
アイルランド | IRISH | 軽やか スッキリ | ◎向いている |
日本 ジャパニーズ | だいたい漢字 | 飲みやすい バランスが良い 割っても美味い 割高な物がある | ◎向いている |
アメリカ | Bourbon Tennessee | 甘い バニラの香り 接着剤の香り | 好き嫌いが分かれる 男性が好む傾向(体感) |
カナダ | Canadian | 特徴がないのが特徴 クセがない | ◎向いている |
我らが”日本”が世界に名を連ねるなんて… マッサンありがとう~!
竹鶴正孝氏への感謝はこれくらいにして、 「産地」表記から考えると…
- 「SCOTLAND」は「Blended」とあれば大体飲みやすい
- 「IRISH」は大体飲みやすい
- 「Canadian」は飲みやすい
- 日本のウイスキーは飲みやすいけど 割高な物がある
となります。
最後に
以上、ウイスキー初心者の方に向けて、ウイスキーのラベルから取れる情報について紹介しました。
まとめです。
ウイスキーと一言にいっても、店頭にズラッと並んでいるとどれがいいのか迷ってしまうものです。
今回の情報があなたのウイスキー選びの役に立てば幸いです。