【登山にバーナーって必要?】登山でバーナーが必要な状況3つ
登山いくと、休憩所でバーナーを使ってる人がいるけど、そもそもバーナーっているのかな?
バーナーって結構いい値段するし、買おうかどうか迷っているんだよね。。
こんな登山におけるバーナーの役割について紹介します。
1.結論
いきなりですが、結論です。
バーナーを必要か迷っている段階では原則不要。 ただし万一の時、あなたを救うかもしれないので、山への持参を推奨。
これが答えです。バーナーの必要性に疑問を覚えるのは、主に日帰り登山を楽しんでいる方だと思います。
バーナーがあればどこでもお湯が沸かせるので、山頂でコーヒーをいれたり、ラーメンを作る事が可能です。登山中に料理をすることは登山の楽しみの一つです。でもそれって水筒に熱湯をいれて持って行けばいいですよね。
ただ日帰り登山なら、行く途中のコンビニで、おにぎりとポカリスエットと水を買って行けば、正直コト足ります。ではなぜ、登山の持ち物リストなどにバーナーがよく書かれているか?
2.登山でバーナーが活躍する状況3つ
登山のどんな時にバーナーが必要になるかを紹介します。
登山においてバーナーの恩恵を感じるのは主に、 数日間の連続した登山を行う人、特にテント泊をする人です。
以下でバーナーが活躍する状況を紹介します。
3.バーナーの紹介
です。ただし、1~2名用を想定した商品ですので、3~4名分の大きめの鍋を載せるには、ゴトク(土台)も火力も若干心もとないかと思います。
[caption id="attachment_1134" align="alignnone" width="300"] とてもコンパクトな「アミカス」君[/caption]
コッヘルも一緒に欲しい方は、アミカスとコッヘルのセットもあるのでお勧めです。 ソト(SOTO) アミカスクッカーコンボ SOD-320CC
先ほどのアミカスの上位商品がこの「ウインドマスター」です。アミカス同様に高い防風性を持ちつつ、別売りのゴトクを取り付ける事で、多人数向けのコッヘルにも対応可能。またマイクロレギュレーター機構という、寒い場所でのガスの気化を助ける機構も備えており、標高の高い山への適性を高めています。
価格は8000円前後。お財布に余裕があったらこれを買っておけば間違いないという逸品。
多少携帯性に目をつぶっても、キャンプなど広い用途を考えてバーナーを買いたいという方には、イワタニのベストセラー「ジュニアコンパクトバーナー」がオススメです。
通常、登山用バーナーはOD缶という缶を使用しますが、このジュニアバーナーは家庭用のカセットコンロで使用されるCB缶を使用します。通常OD缶は、CB缶の2~3倍の価格がしますので、燃料コストを考えると、CB缶を使えるのはメリットです。
バーナーの土台もしっかりしており、複数人向けのコッヘルも載せられる強さを持っています。
「バーナーを持参するのが良いのは分かったけど、いきなり高額なバーナーを買うのはな…」という方にはこの「エスビットのポケットストーブ」をオススメします。価格は約1500円前後。
ガスではなく固形燃料を使用し、極めて軽量化&コンパクトなシステムでお湯を沸かすことができます。ヨーロッパの軍隊の携行装備にも加えられるような信頼のある商品です。 いくらバーナーがあっても、水を沸かせる鍋がなければ意味がないだろというお声がありそうなので、コッヘルも少し紹介します。 前提としてコッヘルの素材には、主にアルミとチタンがあります。
チタンはアルミの半分以下の軽さを持っていますが、反対に値段は2倍以上というのがおおよその相場。ここでは比較的手を出しやすいアルミ製のコッヘルを紹介します。
スノーピーク(snow peak) コッへル・クッカーセット トレック 900ml SCS-008
みんな大好きスノーピークのアルミ製コッヘルです。 250gのOD缶を内部にスッポリと納められる設計となっており、900ccの容量がある為、2名分くらいまでの料理であればこのコッヘルで対応可能です。
登山に限らずキャンプでも重宝されるサイズかと思います。
[caption id="attachment_1130" align="alignnone" width="225"] 写真のコッヘルが「トレック900」です。[/caption]
PRIMUS(プリムス) イージークック・ソロセットS P-CK-K102
先ほどのトレック900より一回り小型で630ccの容量のコッヘルです。
ソロ使用に適した、登山向きなコンパクトさで、110g規格のOD缶を格納可能です。
私もこれを所有してますが、このコッヘルに「アミカス」と110gのOD缶を一緒に格納可能です。
[caption id="attachment_1131" align="alignnone" width="300"] こんな感じでスッポリ入ります。[/caption]
スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ チタン シングルマグ 450ml MG-143
「料理はしないから最低限お湯だけ沸かせればいいのだよ」という方にはマグカップもおすすめです。
この商品は「チタン」製になりますが、300mlであれば2000円前後なので、手が出しすいかと思います。
仮にマグカップを買った後に、コッヘルを買い足したとしても、マグカップは本来のカップとして飲み物を飲むのに使えるので、無駄にはならないかと思います。
[caption id="attachment_1149" align="alignnone" width="225"] マグカップでもお湯は沸かせます。[/caption]
4.最後のまとめ
今回は登山においてバーナーがどんな役割を果たすのかを紹介してきました。
振り返ると、
- 日帰り登山者にバーナーは無くても良いが、出来れば持参すべき
- 登山でバーナーが活躍するのは、
- 食事を作る(乾燥食品を戻す)
- 暖を取る(低体温症に備える)
- 飲料水を作る(もしもの時の飲み水の確保)でした。
- おすすめのバーナーとコッヘルを紹介
以上、今回の内容があなたのお役に立てたなら嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました!